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東京食べ歩き

久しぶりにお休みをいただき、13日から16日まで東京に行ってきました。かみさんの墓参りも兼ねて、たまにはうまいものを腹いっぱい食ってみるか、というのが今回の旅の目的です。普段はほとんど自分の作ったものしか食べていないですからね。
初日は、新宿のホテル(なんでほとんど酒を飲まなくなったのに歌舞伎町のすぐ近所のホテルなんでしょうね)から、ほど近いロシア料理の老舗『スンガリー』。ここは、オセトラ、ベルーガといった貴重なキャビアがおすすめです。キンキンに冷やしたウォッカにちょっと塩気の効いたキャビア、最高だなあ。実は、一緒に行った子供たちが生まれる前によく通った店で、当時からオシャレなデートスポットでしたね。
その夜は、子どもたちと別れて、古い友人と合流。元ダンサーだった友人は、ゴールデン街へ行こうよ、と誘ったのですが面倒なのでホテルの近くの思い出横丁の『鳥園』へ。ホッピーの薄い焼酎割を飲んでいると、女子会のグループがちらほら。えっ!ここは、鳥園だよ、昔店員に灰皿ちょうだいって頼んだら、指で足元を指され、見ると床が吸い殻でいっぱいだった鳥園だよ。まさか女子がいっぱいいるなんて、時代も変わったものだと、感じ入りました。それにしても、思い出横丁とはよくもつけたものだなあ。

次の日は、娘とサンシャイン劇場でキャラメルボックスの芝居を鑑賞。面白かったなあ。昔、あるファッション誌で、私がダンスの記事を書いて、次のコーナーでキャラメルの制作をしている加藤さんが演劇用語の解説を書いていたことがあって、なぜか親近感を持っていました。大したもんだなあとしか言いようがありません。20年以上も面白い舞台を作り続けているなんて。
芝居のあとは、念願の『桂花ラーメン』です。ラーメンというものはクセになるもので、新宿東口にまだ1店舗しかなかったころから、ほとんど毎月1回は食べていました。今回の上京の目的の一つがターローメンを食べることでしたから、久しぶりで美味しかったなあ。
夕方は、口直しに新宿の『高野フルーツパーラー』へ。10年前は、女子どもの食べるものと馬鹿にしていましたが、今はむしろ好きです。それにしても、旬の桃やマスカットのパフェって高いものだなあ。ま、この時期だとちょっとしゃれたレストランで、食前に桃のシャンパンはいかがですかって訊かれて、ハイと答えたらもっと高いかなんて、無粋なことは言いっこなしです。どっちにしても支払いは娘ですから。

新宿レストラン  

その日の夕食は、新宿大ガードから歩いてすぐの『トラットリア クアルト』娘のおすすめイタリアンでした。オープンキッチンの活気のあるお店でしたね。とにかく若い料理人の手早い仕事ぶりが見ていて楽しい。しかも、肉も野菜も新鮮でおいしい。私が太鼓判を押すのですから間違いなしです。東京に住んでいる方も、これから行く予定のある方も、是非チェックしてみて下さい。それにしても、前は教える一方だったのに、最近は娘に教わることが多くなりましたね。

3日目は午後から行動。息子と待ち合わせると、最近はやりだという牛カツ定食の店(『あおな』)で遅い昼食でした。そのあと映画を見るため歌舞伎町一番街を歩くと、なんとコマ劇のあとに巨大なゴジラが現れました。一瞬、絶句しました。かつてコマ劇の地下にあったシアターアプルは、私の心の劇場でした。私の春の舞台は、東京芸術劇場中ホールでやっていましたが、1999年春はじめてシアターアプルに移しました。心機一転自分の人生をかけるくらいの意気込みで、舞台初日の前の日の夜中に劇場の前で祈りました。その場所が、ゴジラを前にしたその場所だったのです。兵どもが夢のあとか、私は、兵でも有名な演出家でもありませんが、そんな科白が浮かびました。舞台を離れて13年、東京を離れて3年、私が変わっていくように東京も変わり続けています。そのとき、母親に手を引かれて正装をして舞台を見に来ていた小学生が、隣に立っている息子です。情けなくなるくらい時間は無情にも早く過ぎ去るものですね。

シンゴジラ近景  


話題の映画シンゴジラを見た後、歌舞伎町を散策し、結局アルタ裏の『イーグル』に落ちつきました。老舗のバーは、40年前と全く同じ佇まいでした。折り目正しいバーテンダー、なぜか美味しく感じるハイボール。禁酒中の私は、ドライマティーニをぐっとこらえて、ジンリキーをなめるように飲みながら、今の息子よりはるかに若かった当時の自分を思い返していました。何気なく目に入ったカウンターの隣の青年が、立て続けにダブルのハイボールを7,8杯飲み、ピザを1枚平らげ、もう1杯ダブルのハイボールを飲み、スゥと帰っていきました。どこにでも、見習うべき人はいるもんだなあと、つくづく思いました。今さら修行しようにも遅すぎるけれど、酒飲みのあるべき姿を若い人に見せてもらいました。こうして3日目の夜は更けていきました。

さて、最終日メインイベントの墓参りです。息子と娘の3人で、浅草の東本願寺へ行くのは、7回忌以来です。参拝のあと、不謹慎だけど浅草はやっぱりウナギでしょ、と、行ったのが、『和田平』です。子どもたちには、通は下から2番目くらいのものを頼むもんだよ、と言うと素直に手ごろな値段のうな丼を頼んでいました。昼だからという理由で、たった1本のビールを3人で飲み、うまきも3人で分けて食べました。ここは私がおごろうというと、みんな喜んでいましたね。父親が、売れないネットショップをやっているのが分かっているので嬉しかったんでしょう。残りは、全部子どもたちがおごってくれたので、私も嬉しかったんですけどね。

1年半ぶりの東京ですが、懐かしい店に行ったり、昔のことを思い出したりで、あっという間でしたね。今回は食べ物を書こうと思いながら、横道にそれたりしましたで、書き足りないことがたくさんありました。ついでに、お店のリンクを貼っておきましたので、みなさんのご来店をお待ちしております。それではまた、次回。


*店長日記参照 お・も・て・な・し

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