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愛しのへたれ車

今日の秋田は、小雨が降りちょっと肌寒いくらいの天気です。でも、私にとって今年の秋田は、死ぬほど暑かったですね。いや、特に暑かった関東圏や大阪、北陸、災害に遭った中国地方や四国、もちろん九州や沖縄と比べると、秋田なんか避暑地くらいのもんでしょ、と思うでしょう。ところが、言うに言われぬ事情があり、私は命がけで夏の暑さを乗り切ったんですね。


言うに言われぬと言っておきながら、白状すると5年前30万円で購入した愛車のフィットの冷房が効かなくなってしまったんです。さらに運悪く、運転席の窓が開かなくなったんですね。一昨年、後ろの窓が故障し修理したら5万円近くかかったので、まっいいかと我慢しているうちに猛烈な暑さの季節に突入してしまいました。何しろ、30万円ですからね。エアコンのガスを入れて、窓を直すぐらいだったら、買い換えるかぐらいの気持ちになってしまいます。秋田では、クルマはチャリと同じ感覚なんですよ。5年乗ったチャリが故障したら直しますかってことですよ。なんだかんだ理屈をつけても、暑いのは私なので大変な思いをしました。駐車場の精算をするときも、運転が苦手なおばさんのようにいちいちクルマから降りて精算機にチケットとお金を入れ、炎天下にガソリンを入れるときも、ずっとクルマの横に立ち、カードにサインしてからクルマに乗り込む。筆舌に尽くしがたいほどの苦労をしました。今日の雨をきっかけにこれから涼しくなってくれるといいんですけどね。


クルマもこの位ボロくなると、自慢できる訳なんですが、一時期もっとひどいクルマに乗っていた時がありました。たしか1988年浅間高原で、『ASAMA WOW’88』というイベントがありました。今でいうフェスの走りです。それに、ドリフトのレースや家族連れでも楽しめるステージがあり、ダンスやエアロビクスのショーがあったり、バブル全盛の頃の豪華なイベントでした。私は、DJ、ナレコン、ダンサー、コンパニオンを引き連れて営業に行くことになりました。当時ダンス教室でもクラスを持っていたTACOを、ダンスリーダーに選びました。TACOは、その後「ChooChooTRAIN」で有名になったダンスボーカルユニットZOOのリーダーです。TACOも私も、見栄っ張りなせいか自前のスポーツカーで浅間高原まで行くことになりました。TACOはフォード社のマスタング、私はマツダのコスモです。見るからに走り屋ですが、2台とも重大な欠陥がありました。マスタングは運転席のドアが開かないんですね。乗り込むときは、助手席を前に倒し、後部座席に3人乗り、TACOが運転席に座り、最後に助手席に乗るといった具合で大変でしたね。コスモは、もっとひどい欠陥がありました。ラジエーターに穴が開いていたんですね。出発前に入念に穴の部分にガムテープを貼り、助手席の女の子の足下にはたっぷり水の入ったやかんが置いてありました。どうするかって?水温計が上がってきたら、ラジエーターに水を足すんですよ。常にオーバーヒートの危険と隣り合わせのなかなかスリルのあるドライブでしたね。それでも、女の子たちはスタッフ車のハイエースよりも私たちの車に乗りたがり、それでなくとも狭いクルマに5人ぎっしり乗って出発しました。出発してまもなくマスタングの致命的な欠陥がまた見つかりました。時速80キロ以上でないんですよ。何のためのスポーツカーなんだ、そっちを先に言えよと思いましたが、バックミラーを見ながら高速道路をずっと80キロ以下で走ったのも今ではいい思い出です。現地では、ほとんど舗装されていない道ばかりで車高の低い私たちのクルマは、壊滅的な打撃を受けました。段差にクルマの底がガンガンぶつかり、草や木の枝でボディも傷だらけになり、東京に帰ってきたときはダカール・ラリー帰りの様になっていました。


コスモ  

(参考写真 左から、マスタング、コスモ、)


ボロクルマではないんですが、次に購入したクルマでも大事件が起きました。中古車センターに行き、日産シルビアに一目惚れしてしまいました。形もよかったのですが、フロントガラスにデジタルで走行速度が映ったり、ドアにスピーカーが埋め込まれていたり、当時の言葉で言うとオサレな感じだったですね。即決してその場で現金を支払い、家に乗って帰りました。帰ってから、そういえば全然チェックしていなかったなあと思い、足回りとか、ボンネットを開けてエンジンやオイルなどをチェックしました。(特にラジエーターのホースなど)全部完璧と言っていいほどキレイで、安心して運転席に座り、クラクションの音を聞いてみようと思い軽くクラクションを叩くと事件が起きました。クラクションが止まらなくなってしまったんですね。押しても引いても、どうやっても鳴り続けて止まりません。あんな恥ずかしいことはありませんでしたね。販売店まで30分以上ずっとクラクション鳴りっぱなしです。周りも大音量でクラクション鳴らしっぱなしのスポーツカーが、猛スピードで走ってくるのでびっくりしたでしょうけど。はっと気づき、クルマを止めてエンジンを止めても、クラクションは鳴りっぱなしです。ますますパニックになり、また猛スピードで販売店に向かいやっと止めてもらいました。今考えても、冷や汗ものです。


ボロクルマ自慢をしようと書き始めたら、コスモつながりでシルビアのクラクション事件も思い出してしまいました。それにしても、今乗っているクルマは車検がまだ1年残っているのですが、今年の冬が大問題ですね。秋田の冬は厳しい。またまた、命がけです。


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